ゴーンガール1.jpg
引用:cinemacafe.net

前回のストーリーの続きです。
妻が失踪した後、昔を思い出す回想記が随所に展開します。そこで妻は最愛の人が変わる様を見て思いを綴ります。


日記に書き連ねる妻の想いに、私も最初は「確かに、そう思っちゃうかもなぁ」なんて思っていたが、その些細な感情が次第に大きな想いへと変わっていった。彼女は彼に自分の求めている理想像を描いていた。だが、仕事が無くなったり、怠けているように見える彼に、「違う…求めていた彼では無い」。ある日妻が主人公に子供が欲しいと言ったが、彼は取り次がず現実にそんな資金があるのか、など考え、彼女と口論になってしまい、終いには手で体を押して突き飛ばしてしまう。彼はひどく後悔し謝罪をしたが、彼女にはもう遅かった。

私はいつか…殺されてしまうかもしれない。
銃があれば、今よりももっと安心して眠れる気がする…。

そんな強烈な思いがふつふつと湧き上がる。
これから始まる過激なストーリーの幕開けを予兆するかのように。


※遅くなりましたが、彼らのプロフィールを書きます。

主人公は男性雑誌のライターをしていたが、次第に仕事がなくなっていく。親の病気があり、妻を連れて実家に近い住まいへ引っ越しをする。今は妻の資金で妹とバーを経営している。
妻は、ライターをしており、かつ作品中で有名な本「アメイジングエイミー」のモデルとなった女性。親の期待に応えつつも、自分と本の中のエイミーの違いを皮肉に感じている。そんな中、主人公と出会った。彼女は親に入ってきた本の発売で得たお金を渡している。


相変わらず現実世界では妻は失踪していたが、警察が調べている間にタンスの引き出しから「ヒント1」と書かれた封筒が出てくる。