今話題の白湯(さゆ)というアーユルヴェーダで使用する飲み物。
みなさんも耳にしたことありますよね(・∀・)
芸能人も美容と健康の為に行っている方法で、
体を温め、毒を排出すると言われています。
さて、そんな白湯ですが当然作り方があります。
今は便利な電子レンジやケトルなんかもありますが、
それらで作ることはできるのでしょうか?見てみましょう!
■白湯は薬缶(やかん)か鍋で作って!
えっ、いきなり本題を述べちゃったの!?という感じですが、
元々白湯とはアーユルヴェーダの処方の中で使われているもので、
やかんや鍋を使って作ることの意味があります。
とは言うものの、自分もそこまで朝時間が無いので実際には
ケトルで沸かして、そこから鍋に移し、ガラガラに沸騰させ、
およそ10~15分沸騰させ続けます。
そして、冷める前に保温性のあるポットなどに入れて、
持ち歩くようにしています。(ついでに白湯にすりおろし生姜入れてます)
飲むときには丁度よい温度(50~60度…うーんちょっとアツイってぐらい)です。
じゃあなんで、やかんや鍋じゃなくちゃダメなのよ!っていう理由が、
かなり面白いですよ(・∀・)
■アーユルヴェーダにおける自然界の考え方
私達からするとアーユルヴェーダと聞くとオイルマッサージなどの
イメージがありますが、実はれっきとした医学です。
内科や外科など様々な診療分野があります。
日本の医学となんらかわりないですよね!
そんなアーユルヴェーダの考え方は、5大元素から成り立っていると言われ、
土・水・火・風・空があり、私達の住む自然界はその5大元素を元に、3つの「ドーシャ」と言われるエネルギーで形成されていると言われています。
つまり私達人間もこのドーシャで形成されているわけです。
そして、人間は受精してお腹の中に命が芽生えた瞬間、
ある程度の体質が決められていると言われます。
それは、ヴァータ(風・空)、ピッタ(火・水)、カパ(水・土)という体質です。
それらは全てが人間の体に必ずあるわけですが、皆さんがそれぞれ優先される体質を持っているということです。
すなわち、優先される体質があるということは、他の2つの体質が少ない(下がっている)ということです。
このバランスが取れていないと病気になったり精神的に乱れたりするそうです。
■つまり、やかんや鍋で沸かすということは…
で、長くなりましたが…やかんと鍋について、
(主にやかんで作る方法が記載されているものが多いです)
火(ピッタ)でやかんを沸騰させ
↓
フタを取っている状態で換気扇を回し 風を送り込む(ヴァータ)
↓
水(カパ)が整えられ、 白湯にヴァータとカパを下げる力が宿る。
なので、ケトルでバーッと沸かして、はいOKってわけにはいかないんですね。
それをしても良いのですが、効果は薄いとのことです。
風と火の力が無いわけですので(´Д`)
水を沸騰させるとガン物質が少量出てくるということですが、10~15分沸騰させることで無くなるということなので理にかなっているんですね。
いかがでしたか?
確かに時間はかかりますが、自分は朝すこし早く起きてケトルで沸かして、鍋に移し、換気扇を回して沸騰させている間に朝の支度をしています。(忘れ防止でキッチンタイマーも)
オリジナルでやっているので効果はMAXではなさそうですが、参考になれば嬉しいです。
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